俺の眼からコンニチワ

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2007年 02月 26日

小石川後楽園 -Kyoto at Tokyo-

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[Canon EOS Kiss Digital N : Canon EF17-40mm F4L USM]

御茶ノ水から歩き始めた今回の東京散歩.
半日間寄り道しながらのんびりと散策してやっと飯田橋.
東京ドームを横目にまずは小石川後楽園へ.

東京都文京区 小石川後楽園

とりあえず小石川後楽園の基礎知識から.
ココは位置的に外堀よりも外側に位置する広大な土地.
現東京ドームシティの土地も含め、全てが徳川御三家の一つ水戸徳川家の所有地.
まーいわゆる水戸徳川家の江戸別荘で、今も残るこの後楽園は、黄門様で有名なご存知水戸光圀が力を注いだ庭園.

日本様式だけのありきたりな庭園ではなく、元明の遺臣であった朱舜水の意見を重用して中国様式も加わり、
情緒豊かな回遊式の庭園に仕上がった.

四季折々に変化する草、花、木が魅力的な小石川後楽園だけど、流石にこの時期は控えめ.
というか別の魅力(!?)に驚き、そして惹かれ、当時の時代背景に思い耽るのだ.

この小石川後楽園、有名なのは秋の紅葉.
TOPは小石川後楽園の写真でよく見掛ける朱塗りの橋だが、秋にはこの周辺が真紅に染まり、見る者を魅了する.
で、この橋の下を流れる小川、この小川の名前は"大堰川".
どっかで聞いた事あるなーと思ってると、自分の立っている橋の名が"渡月橋"だと知る.
そう、大堰川とはいわゆる京都嵯峨野を流れる桂川(上流では保津川)、そして渡月橋とは嵐山の麓に架かる著名な橋.

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ココ小石川後楽園には京都の名所を模した景観を随所に配した庭園なのだ.
これは俺の想像でしかないが、このようにミニ京都といえるような庭園を造ったのには、
徳川家に京都への憧れがあったのではないかと思うのだ.

この頃(江戸初期)の京都と江戸の関係で言えば、800年の歴史を持つ華やかな都である京都に対して、
江戸は草木が生い茂る偏狭の地であり、歴史も50年そこそこの片田舎だった.
その江戸を発展させるにあたり、京の名所を江戸に持ってくる事によって華やかさを演出し、
また、京へ登らずともお膝元である江戸で京の風情を楽しめる、そんな思いがあったのではないだろうか.

更には京都には帝が居まし、江戸に封じられた感のあった徳川家は、豊臣家との遺恨も残り、
大手を振って京都へは行きづらかったのではないだろうか.
だから京への憧れから京の名所を江戸で再現させた・・・そんな水戸徳川家の儚き想いが頭をよぎる.

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このように、他にも清水寺など京都オマージュな見所がいくつかあるので、チョイチョイUPしていきます.
昨年京都へ行ってたおかげで、名称見ると当所の情景がリンクして楽しい☆

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by redarpels | 2007-02-26 00:48 | Tokyo_Bunkyo


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